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目的に合わせて使い分けてますか?効果の上がるSNSのビジネス活用法

個人でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使う場合は、自分の好きなサービスを利用すればよいですが、会社のビジネスとして使う場合には、「SNSっていろいろあるけど、どれを使えばいいの?」、「Facebookって効果あるの?」といった疑問が湧いてきます。

残念ながら、一つの決まった答えはありません。「使う目的」に沿って利用の仕方を考えなければなりません。目的に合わない使い方をすれば、利用者に無視されるか、場合によっては迷惑がられてしまいます。

 

日本で多く利用されているSNSには、Facebook、Twitter、Instagram、LINE、YouTubeなどがあります。これらのSNSは、ほぼ無料で利用することができます。今回は、「目的」に合わせてどのSNSを使うべきか、考えてみます。

 

 

1.10代〜大学生に向けて情報発信する

 

10代、特に中高生向けを想定した場合、その年代の利用者割合が多い、Twitter、LINEの活用を考えましょう。友人同士のコミュニケーションに日常的に使われているため、利用頻度も高いです。

 

Twitter、LINE(LINE@)ともに、企業やブランドごとの「SNS公式アカウント」を開設して、手軽に文章や画像でコンテンツを配信できます。

 

LINEは、LINE@というビジネス用アカウントを運営します。月間の配信数によっては有料になりますので、使い方には工夫が必要です。

 

Facebookは、実名利用のためか、この年代の利用率は低いようです。Instagramは、写真共有SNSということもあり、10代、20代女性を中心に人気が高まっていますが、まだ他のSNSと比べると利用者が少ないです。

 

 

2.企業や商品のブランドイメージを高める

 

商品の写真など、目に見えるイメージがある場合は、Instagram(インスタグラム)の利用が効果的です。Instagramは、写真、動画を共有するSNSです。フィルターなど画像の編集機能が充実していて、美しい、カッコイイ写真に加工してアップロードします。統一感のある写真などを投稿し続けることで、そのブランドイメージを伝えられます。

サントリー&ハーゲンダッツのInstagram

insta2

 

「#(ハッシュタグ)」で始まるキーワード付けて投稿することで、検索されやすくなり、世界中のユーザーに広がります。Instagramで情報を検索するという若者も増えています。

 

もう一つは、Facebookです。企業やブランド向けの機能であるFacebookページを運営して、お知らせや写真・動画、HPへのリンクなど様々なコンテンツを発信できます。質の高い投稿はシェアされやすく、認知度が高まります。

 

 

3.動画を使って情報発信する

 

動画といえば、YouTubeです。10代から年配の方まで、殆どの人が利用経験があるのではないでしょうか。

 

YouTubeでは、1分以内の短いものから、1時間を超える長い動画まで、あらゆる動画を共有できます。個人的な動画や、企業や有名人が運営する公式動画チャンネルなど、投稿者も様々。ミュージックビデオもあれば、○○の使い方のようなハウツー動画も人気です。

 

YouTubeは、Googleが運営していることもあり、検索機能が優れています。YouTube内検索で、動画を探す人も多いでしょう。ユニークな動画であれば、またたく間に世界中の人に広まることもあります。

 

YouTubeでは、「チャンネル」という自分(自社)のページを作り、アップロードした動画の一覧を表示できます。独自のページデザインをしたり、古い動画やカテゴリーごとの動画を見てもらったりすることも可能です。長期間に渡り見てもらいたい動画をためておく場所として便利です。

 

Facebookも動画に力を入れています。動画投稿は拡散されやすく、通常投稿よりも表示回数が多くなる傾向が見られます。通常の投稿と同様に配信され、投稿内で再生されるので、短めの動画が好まれます。YouTube動画が、長期間に渡ってジワジワとアクセスを生むのに対して、Facebook動画は短期間で一気に広まります。このような特性を踏まえると、一瞬で分かるユニークでインパクトの強い動画に向いています。

スターバックスジャパンの動画投稿

 

Instagramも動画共有可能です。写真と同様に扱われるため、短めのイメージ動画が適しています。

 

 

4.リアルタイムで情報発信する

 

飛行機や電車の運行状況、美術館の混雑状況、セールの特売情報など、リアルタイムで何度も情報発信したい場合があります。この用途に向いているのは、Twitterです。震災の際に、連絡手段としてTwitterが活躍したのは記憶に新しいと思います。

 

Twitterは、1投稿(ツイート)は140文字の制限がありますが、何回投稿しても問題ありません。見る側も、全ての投稿が見られるものの、見たいものだけ見ればよい、という仕組みなので、たくさん配信しても嫌がられることもありません。

ANA運航の見通し情報 Twitterアカウント

ANA運航の見通し情報

 

Facebookでもリアルタイム投稿は可能ですが、投稿頻度に制約があります。どちらかと言えばブランディング目的の利用なので、「5分おきに何か発信する」「事務連絡をする」というような用途には向きません。

 

LINEは、有料プランでなければ配信数に制限がありますし、基本的には友人とのコミュニケーションツールなので、企業から高頻度でメッセージを送りつけるのは望ましくありません。

 

 

5.お客さんとコミュニケーション(対話)する

 

基本的にSNSは、投稿に対してコメントするなど、オープンな環境でのコミュニケーションが基本です。それだけでは、個人的な問合せや個別の連絡などができないため、FacebookやTwitterも、個別にメッセージをやり取りする機能があります。ただ、元々そのような使い方がメインのSNSではないため、企業として利用する際には不便を感じます。

 

対話型のコミュニケーションに使いやすいのは、LINEです。

LINEは、SNSというよりは、メッセージングツール(アプリ)と呼ばれるサービスの一つです。多くの人に情報を共有するのではなく、友達同士の1対1の対話が主な使い方です。

 

メッセージの通知機能があり、対話がチャット形式で表示されるので、問合せ窓口や美容院の予約受け付けなど、個別のやり取りが必要な場合に使いやすいです。

 

 

以上、目的別のSNSの使い分けについてまとめてみました。

目的から外れた使い方をすれば、効果は上がりません。目的に合わせて、一つまたは複数のSNSを適切に使い分けていきましょう。

 

 

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